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    December 31

    Windows Home Server のインストール

    昨日は家族で六本木ヒルズのグランド・ハイアット東京に泊まりました。大晦日からの所謂正月パックはかなり高いですが、30日までは一休でお得な料金が出ていたので泊まってみました。ここはマイクロソフトのイベントでもよく使うところですが、泊まったのは初めてです。いまどきのいいホテルという内装で、従業員のサービスもこなれていて感じがいいです。ホテルやレストランはどんなに有名なところができても、実際にそこで働く人たちがそのハードに慣れるまではサービスが安定しないし、離職率の高い職場なので、できてから1, 2年はあまり期待しませんが、ここはもう高いレベルで安定しているようです。
     
    さて、今度こそ Windows Home Server のインストールです。インストール前に Windows Home Server のインストールするマシンの要件をもう一度確認しておきます。プロセッサは1GHz以上、メモリは512MB以上、ハードディスクが70GB以上です。ハードディスクの容量がちょっと大きいですが、それ以外は二、三世代くらい前の前でも十分対応できるスペックです。今回インストールする初代水冷マシンはプロセッサがAMD Athlon 64の3400+、メモリは1GB、ディスクが150GBあるので要件は問題ありません。あとはUPnP をサポートする家庭用のブロードバンドルーターに繋がっている必要があります。
     
    今回は評価版を利用しています。評価版DVDをドライブに入れてブートするとインストールが始まります。Windows Home Serverのインストールは非常に簡単です。入力するのはプロダクトキーだけで、あとはマウスをクリックしてくだけインストールが始まります。ただし非常に重要なポイントは、インストール時に接続されているハードディスクは全てフォーマットされてしまうことです。Windows Home Server の機能をちょっと試そうと思って、他の用途で使っているマシンでデュアルブートにして試してみよう、と思われる方もいるかもしれませんが、それは不可能です。ハードディスクを完全に消去してしまうことに関しては2回警告が出ますので注意してください。
     
    どこにも書いていないですが、実はWindows Home Serverはサーバー用のOSであるWindows Server 2003をベースにしています。Windows Server 2003にもWindows Vistaと同様にいろいろなエディションがあり、Windows Home Serverはその中でもWindows Small Business Server 2003をベースにしています。そのためインストールの途中でWindows Server 2003 for Small Business Server setupと表示されることがあります。初めて見るとびっくりするかもしれませんし、製品開発の手抜きと言えなくもないですが、間違いではありませんのでご安心ください。
     
    サーバーOSのインストールというと難しいと思われるかもしれませんが、Windows Home Serverの場合はインストールは自動化されていて、途中何度か再起動を経て、Welcomeの画面まで自動でいきます。ただし結構時間はかかります。1時間以上はかかると思います。Welcomeの画面では管理者のパスワードの設定と、あとはいくつかの質問に答えていくだけで設定は完了します。
     
    以前のエントリーで Windows Vista はデバイス認識力が高いと書きましたが、残念ながら Windows Home Server は Windows Server 2003 をベースにしているので、認識力が高いとは言えません。今回もネットワークデバイスが認識されませんでしたので、適当なドライバをメーカーのサイトからダウンロードしてインストールする必要があります。まずはデバイスが何かを知らないといけませんが、実は先に Windows Vista をインストールしてみたのは、デバイス名を確認するためです。Windows Vista起動時に確認したデバイス名は Broadcom NetXtremeでしたので、Broadcomのサイトから適当なデバイスドライバをダウンロードします。
     
    Broadcom社のサイトの中でNetXtreme Desktop Driversに行くとOS別のドライバが用意されています。しかしながら、ここには Windows Home Server はありません。それどころか Windows Server 2003 もありません。そんなときは Windows XP 用のドライバを選んでください。Windows Home Server は32bitなので、Windows XP (32 bit) を選んでダウンロードします。Windows XP 用のドライバが必ず Windows Server 2003で使える訳ではありませんが、大抵の場合は使えます。特に今回のBroadcomのドライバはダウンロードするとwin_xp_2k3_32というファイル名になっていて、Windows Server 2003 対応であることが分かります。ファイル名の2k3は2003の意味です。k は kilo で1000なので、2k3は2003です。つまり win_xp_2k3_32 は32ビットのWindows XPおよびWindows Server 2003用のドライバであることを示しているのです。
     
    このドライバをインストールするとネットワークが使えるようになり、ライセンスの認証を行い、Windows Updateで最新の状態に更新すれば Windows Home Server を利用する準備が整います。
     
    December 30

    Vista!

    さてお役御免になった初代水冷マシンの行方ですが、インストールしたのは、、、大方の予想を裏切りウインク、Windows Vistaでした。まぁ、これはちょっとやってみただけで、このマシンのスペックをチェックするために手元にあった Windows Vista Ultimate の64ビット版を入れてみました。このマシンのプロセッサはAMDのAthlon 64 3400+(2.4GHz)で、メモリは1GBなのでそこそこイケてるんですが、実際64ビットの Vista を入れてみてちゃんと動くことを確認しました。主要なデバイスは全て正確に認識されましたし、問題なしです。グラフィックスは非力なのでエアロは使えませんが、これはグラフィックボードだけ追加すればいいので、64ビット Vista マシンにしてもまだ現役で使えそうです。たぶんチップセットの制限でメモリを2GB以上は積めないとは思いますが、あと数年は使えるマシンであることが確認できました。
     
    それにしても Vista のデバイス認識力にはいつも関心します。たいていのマシンではほとんどのデバイスを認識します。なのでOSのインストールの後に、デバイスドライバをネットからダウンロードして、適用する、なんて手間は大幅に減らせます。これは今度出る Windows Server 2008 も同じなんですが、OSのインストール自体にかかる時間も大幅に減り、デバイス認識力の高く、後からドライバを入れる必要がないので、展開は非常に速いです。Windows Server 2008 をベースにした Windows HPC Server 2008 も Windows Deployment Services (WDS)を使って短時間に展開することができます。
     
    ちょっとひっぱり過ぎてますが、いよいよ次はお待ちかねのOSをインストールします。
     
     

    松たか子!

    結婚しちゃったみたいですが、私が初めて松たか子を見たのは今から15、6年くらい前、半蔵門の国立劇場のロビーでした。確か染五郎が忠臣蔵五段目の早野勘平を初役で演じた時に、お母さんとお姉さんと一緒にロビーにいました。中学生だったかもしれませんが、こんなに綺麗な子がいるのか、というくらい輝いていました。「ガラスの仮面」で少女時代の姫川亜弓がそうであったように(こんなたとえは通じないかな)。以来、歌舞伎座のロビーなどでも何度も見かけましたし、もちろん初舞台の「文七元結」も見ています。初台にある新国立劇場で松たか子が演じた「セツアンの善人」も見ています。これはWikipediaによれば1999年になっているので、US赴任直前に見たのか、日本に出張したときに見たのか、記憶が定かではありませんが、初台にあるマイクロソフトのオフィスに行くと、この芝居のことは思い出します。
     
    なんでこのネタがHigh Performance Computingかと言うと、松たか子が宣伝している三菱UFJ証券さんにTop500挑戦という有難い機会を頂いたからです。Top500チャレンジをしたのは2007年3月から4月にかけてですが、なかなか性能が出ずに苦労し、日本IBMやマイクロソフト米国本社を巻き込んで大騒動になりましたが、何とか締切日の4月15日にデータが取れて、2007年6月のリストで193位にランキングされました。Windows Compute Cluster Server 2003を使ったシステムとしては他にもマイクロソフト米国本社が所有するシステムが106位にランキングされましたが、アメリカ以外から初めてのランクイン、また金融機関のお客様で、かつ匿名でなくランキングされたので非常に大きなインパクトがありました。2007年6月28日の日経産業新聞にもかなり大きく報道されました。
     
    2007年6月のランキングでは2つだったWindowsベースのシステムも2007年11月のリストでは6つに増えています。Windows Compute Cluster Server 2003の後継となるWindows HPC Server 2008も発表され、性能も大幅に向上していますし、数年前には誰も「WindowsでHPC」と考えなかったものが、今では選択肢として普通に検討対象になりつつありますので、次回以降、ランクインするシステムはどんどん増えると期待しています。もちろんWindowsでHPCをやる意味はこういうハイエンドの世界だけではなく、HPCの敷居を下げ、多くの人にHPCの力を享受できるようにすることですが、Top500チャレンジは一度やるとクセになる、とても魅力的な挑戦なので、またまたやってしまうかもしれません。2008年もチャレンジの機会があることを願っています。
    December 29

    3台目の水冷PC到着!

    昨日、NECダイレクトで注文していた水冷PCのVALUESTAR Wが到着し早速セットアップしました。スペックは22インチ液晶(1680x1050)、2GHzのインテルCore 2 Duoプロセッサ、2GB メモリ、500GB ディスク、地デジチューナー付き。OS は Windows Vista Home Premium。騒音は25dB。これで 199,000 円は安い!実はこれが我が家3台目の水冷PCで、全て NEC の VALUESTAR です。3年前と2年前のタワー型モデル、そして今回は初めての一体型。一度水冷を使うと空冷には戻れません。
     
    以前は私も PC は自作していました。最初に作ったのはアメリカに赴任中の 1999 年 8 月頃。会社の帰りに Fry's に寄ってはケース、マザーボード、CPU、メモリ、ディスク、CDドライブ、フロッピードライブ、キーボード、マウス、モニタ、OSと買い揃え、作ったのが始まりで、以来 7,8 台は作ったと思います。中には SPARC プロセッサを使った UNIX ワークステーションもありました。ヤフオクでパーツを少しずつ買い集め、作ったものです。
     
    4, 5 年前頃だったか、自作PCでは静音化が流行り、私も秋葉原のパーツ屋巡りをして、静音に効果がある、とかいうパーツを買い集め、いろいろ試したりしました。怪しげなパーツ屋にも行きました。まずは頑丈なケースを選び、さらに防音材をケース内部に貼ったり、共振を防ぐとかいう鉛を貼ったり。でもどれも気休めのようでした。
     
    そして今から3年前、子供が生まれてPCを自作している時間もなくなり、でも静かな PC はないものか、と思っていたところ目に付いたのが NEC の水冷式 VALUESTAR で、正直言って使ってみるまでは、謳い文句ほど静かとは思っていなかったのですが、NEC の直販サイトで買って、使ってみるといままでの静音化の努力がいったい何だったのか、というような驚くほどの静けさでびっくりしたものです。
     
    2年前にNEC VALUESTAR の第三世代という水冷に乗り換え、最初に買ったものは妻が使うようになり、この2年は水冷2台を夫婦で使っていましたが、もうそろそろ妻のマシンの更新をしようと選んだのが今回の一体型の VALUESTAR です。実は我が家のテレビは妻の嫁入り道具のソニーの20型のトリニトロンしかなく、もちろんトリニトロンなので、最近の液晶やプラズマよりずっと綺麗に映りますが、さすがに地デジを見ると横長になり、上下が切られてまるで14インチみたいな大きさになってしまうので、この VALUESTAR の22インチで年末年始の番組を綺麗な地デジで見るのも一つの目的でした。
     
    という訳で、初代の水冷マシンはお役御免になったのですが、もちろん引退する訳でも、廃棄する訳でもありません。このマシンがどうなるかは、このブログのテーマから言ってばればれではありますが、また後日ご報告します。