| 憲一's profileWindows Home Server と暮らす...PhotosBlogLists | Help |
|
January 31 CPU 100%昨日は近所のスーパーで冷凍食品が45%引きの日だったので子供のお弁当用にたくさん買い込みました。私が子供の頃も合成着色料とかいろいろ危うそうなのがありましたが、いまもってこういう問題はなくなりませんね。それはそうとして、スーパーでは月に一度冷凍食品の大幅割引の日がありますが、これが理にかなったプロモーションなのかいつも不思議に思います。少なくとも私はこの日にしか買いませんから。
ITpro EXPO 2008 は2日目も多くの方にご来場いただきました。印象としては昨日より多く感じました。また多くの方が絵本「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」を目当てに Windows Home Server のブースにお越しになり、絵本を入手すると「これで ITpro EXPO に来た目的が達せられた」とまで言われる方が何人もいました。インターネットでも話題になっているようです。絵本の題名でググルといろいろ出てきます。今回は600部持参したのですが、残り少なくなっています。もし明日足りなくなったらごめんなさい。
さて最近の High Performance Computing の環境としては、PC クラスタと呼ばれるコモディティの製品を多数並べるタイプのものが多く使われます。歴史的にはベクトル計算機が以前は主流で、それから Massively Parallel Processor (MPP) と呼ばれる専用機や Unix サーバーが主流になり、そして PC クラスタになっています。このグラフは Top500 にエントリしている計算機のアーキテクチャの変遷で、2000年頃から急激に PC クラスタの割合が増えています。
PC クラスタは比較的廉価なので、ノード数を簡単に増やせるのですが、ノード数を増やすと当然電気使用量も増えます。なので PC クラスタを調達する時に、調達するノード数を決めるのは予算額ではなく、そのマシンを設置する場所の電気容量だとよく言われます。つまりお金はあっても電気が足りない、という理由でノードが調達できないこともあります。
昼間は ITpro EXPO の展示説明員で、もう疲れてよれよれですが、夜は調布のマシンで遊んでいます。Windows HPC Server 2008 のベータ版のバグをなんとか掻い潜り、全43ノードへの展開が終わりました。まずは Top500 でコンピュータのランク付けに使われている Linpack を流しています。小さい問題サイズでは全ノードを使ってちゃんと流れて軽く 1TFlops (一秒間に一兆回の計算)を出しました。さあ、それではメインイベントと最大サイズで全ノードを使って Linpack を流すと、、、電源のブレーカが落ちてしまいました。電源容量が足りなかったようです。
HPC 以外のアプリケーションでは全 CPU の稼働率が 100% の状態が長く続くということはありません。なので普通は電源の設計でも全ノードの全 CPU が稼働率 100% の状態が何時間も続くとは想定しません。しかし HPC ではそれが当たり前で、HPC では CPU を休ませることなどありません。今回は残念ながら HPC でのこうした CPU 負荷について考慮されていなかったようで、電源が足りませんでした。
Windows Server で HPC をやることのメリットの一つとして、他のファイルサーバーやデータベースサーバー、ウェブサーバーなどに使われている Windows Server と同じツール、ノウハウで HPC 用のマシンも管理できるということがあります。しかし管理ツールなどでは設定の際に注意が必要です。たとえば Windows Compute Cluster Server 2003 には Microsoft Operations Manager (MOM) の管理パックがあって、MOM を使って CCS のノードを管理できますが、デフォルトで使うと HPC のアプリケーションの実行中に CPU 負荷率が 100% の状態が長く続くと「異常」と判断してしまうので、こういう状態を異常と認識しないように設定を変えてやる必要があります。
Linpack を流すのは今回のように新しいシステムを導入した時が多いですが、これはそのシステムの性能を測るというだけではなく、システムに負荷をかけて初期不良を見つけたり、今回のような電源の確認をすることも目的の一つでもあります。ですので、ブレーカは落ちましたが、来週以降の一般公開前にそれが判明したことは幸いであったと思います。 January 30 ITpro EXPO 2008 開幕今日から東京ビッグサイトで ITpro EXPO 2008 が始まりました。暖かい一日で非常に多くの方にマイクロソフト・パビリオン並びに Windows Home Server ブースにお越しいただきました。そして Windows Home Server に対して非常に多くのポジティブなメッセージを頂きました。ありがとうございます。
驚いたことは多くの ITpro の方が Windows Home Server のことをご存知で、「日本語版はいつ出るの。待っているんだよ」と言われたことです。これまで Windows Home Server は英語版しか出していないこともあり、進取の気性に富んだ先進的なユーザを主なターゲットとしてマーケティング活動をしていたので、ITpro の方への予想外の高い認知度は意外でした。昨年9月29日の深夜カウントダウン販売についてウェブニュースなどでお知りになり、その後ウォッチされていた方が多いようです。深夜販売は販売店さんの負担が大きいのですが、ニュースバリューはあるようですね。日本語版はどうしましょうかねぇ。
もちろん大半の方は「これは一体なんですか」という方々でしたが、製品説明を熱心にお聞きいただき、ほとんど全ての方から「日本語版が出たら検討するよ」と言っていただきました。
一番驚いたのは Windows Home Server は SOHO 向けに最適で、そのためのビジネスを準備しているという方が何人もいたことです。確かに Windows Home Server は自動バックアップやリモートアクセスによるデータ共有、クライアント PC のセキュリティチェックなど SOHO に最適で、実際このマーケットに向けて開発されたものであることはこのブログでも何度か書きましたが、これまで日本ではこの分野に向けてのメッセージは全く出していなかったので、既にビジネスチャンスと認識されている方が多くいらしたことにはその慧眼に感服するとともに、準備を急がないといけないとも思いました。
Windows Home Server の展示ブースではマウスコンピューター様、サードウェーブ様、九十九電機様から提供いただいたマシンを展示し、Windows Home Server 日本語製品候補版(RC)を使ってデモ実演をしています。また「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」という絵本と製品チラシを配布しています。
この絵本「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」はマイクロソフトの米国本社で作られ、先日のラスベガスの国際家電見本市で配布されたものの日本語版です。英語版の原題は "Mommy, why is there a server in the house?" で、ちゃんと ISBN ナンバーのついた本として、amazon.com でも販売しています。現在在庫切れのようですが、日本語版を入手された方は是非英語版も入手して見比べて見て下さい
この絵本の翻訳は私の妻が行いました。そして私が若干修正したものを使っています。また本社から提供された Adobe の InDesign C3 形式のファイルを私が編集し、マイクロソフトの社内の印刷所で印刷しました。なのですごく「手作り」な絵本です。もちろん普通のマーケティングの仕事の仕方からすると、こういう翻訳はベンダーに出し、ファイルの編集ももちろん任せ、印刷もやってもらう、ということになるんですが、今回は Windows Home Server のテーマとして「新しい家族の絆」を掲げたこともあり、外部ベンダーを使わず、身内だけで作ってみました。実物を見るとそんな手作り感はないかもしれませんが、製品担当としての私の思い入れ、というところです。
明日、明後日も多くの方のご来場をお待ちしています。 January 29 日本ガンバレ!今日は明日からの ITpro EXPO 2008 準備のために東京ビッグサイトに行ってきました。準備中は暖房が入っていないので寒かったです。マイクロソフトパビリオンの中で Windows Home Server の展示をします。ブースに来ていただいた方には「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」を差し上げます。
さて毎年6月と11月に世界のスーパーコンピュータの上位500システムのランキングである Top500 が発表されます。Top500 は1993年から発表されていますが、このグラフは Top500 にランクインしたシステムの数を国別にプロットしたものです。
一番大きな部分はもちろんアメリカでずっと一番多いです。日本はその上の黄土色です。1993年当初はアメリカに次ぎ大きなポーションを占めていましたが、徐々に数を減らし、今ではイギリス、ドイツに抜かれ4位です。スーパーコンピュータの数は国力に比例するものですから、このグラフを見ると最近の日本株安も理解できる気がします(私が娘をインドの幼稚園に入れているのも日本のこうした状況を意識した結果でもあります。実際世界で4番目に速いコンピュータはインドにあります。1位から3位はアメリカです)。ドイツも日本同様に少しずつシェアを下げていますが、逆に上げているのがイギリスです。 イギリスが順位を上げている理由は偏に金融機関の力です。イギリスからのランクインには金融機関が目立ちます。 実はこの金融機関が現在 High Performance Computing の世界をリードしつつあります。たとえばアメリカのゴールドマン・サックスは40,000ノードの PC クラスタシステムを持っているそうです。それ以外の名だたる金融機関は軒並み10,000ノードクラスのシステムを持っています。彼らはこうした巨大システムを利用して日々大量の計算を実施し、商品開発や投資業務、時価会計処理をしています。なぜ金融機関がこれほどまでのシステムを必要とするのか、というと現在の金融商品が極めて複雑だからで、単純に儲かっているのか損しているのか分からないものが多いからです。 たとえば今日1ドルが105円とした場合、一ヶ月後に1ドルを110円で売る権利(オプション)を1ドル当たり5銭で売ったとするとそのオプション商品は儲かるのか、損するのかはかなり複雑な計算に基づく予測が必要になります。さらにサドンデスの条件、たとえば期間中に一度でも1ドルが100円を下回った場合には権利が消滅する、というようないわゆるエキゾチック・デリバティブなどになるともっと多くの計算が必要になります。金融機関はこういう商品を開発する際にも、実際に販売した後にも、今日現在儲かっているのか損しているのかをマーケットのデータを入れながら常に計算をし続ける必要があるためにこうした大規模なシステムが必要になるのです。 しかも面白いことに金融機関にとってこうした大規模システムの投資はコストになりません。なぜなら大規模システムを持ち、たくさん計算をすればするほどより儲かる新しい金融商品を他社に先駆けて提供できるからです。なので計算機をたくさん持つ会社はどんどん儲かり、持たない会社は儲けられないということになります。 欧米、特にアメリカとイギリスの金融機関の多くはこうした大規模システムを持ってはいますが、実際に Top500 にチャレンジすることは稀です。なので、現在金融機関が持っている巨大システムでみんなが Linpack を流したら、Top500 の上位は金融機関が独占してしまうかもしれません。 翻って日本を見ると、こうした金融機関の大規模クラスタは皆無に等しいです。何度もこのブログに書いた三菱UFJ証券様のシステムが唯一と言ってもいいものです。こんなことで日本の金融機関はいいのか、やばいんじゃないのか、という危機感を当の金融機関の方々もお持ちになり、野村證券さんが音頭を取り、グリッド協議会に「金融グリッド分科会」が発足することになりました。今日はそのキックオフを兼ね、金融グリッドをテーマにしたワークショップが品川のカンファレンスセンターで行われました。 私は霞ヶ関の通産省の会議室で発足準備委員会をやっていた2002年の今頃からグリッド協議会に関わり、ずっと運営委員をしています。この2年は運営委員としてワークショップの開催を担当しているので、今回のワークショップでもアジェンダ作りをお手伝いしました。今回はまず問題を提起された野村證券の白坂様のご講演から始まり、明治大学の永原先生のアカデミックでの取り組みのご紹介、さらに三菱UFJ証券様からの事例のご報告、そしてベンダーを代表してインドのタタとデータシナプスの講演、そして最後に関係者のパネル討論という盛りだくさんの内容でした。我ながらいいアジェンダだと思います。有料にしても満席になったのではないかと思いますが、グリッド協議会のワークショップとしては過去最高に近い250名弱の方にご参加いただきました。今回初めていらっしゃる方が多く、いつものグリッド協議会と違ってダークスーツ姿の方が目立ちました。 今日のワークショップでの一番の論調は「みんなで頑張って日本をなんとか再生しようよ」というものでした。金融グリッド分科会は2月15日に第一回の会合を開き、その後2週間に一度のペースでかなり密な議論をしていく予定になっています。今日のワークショップは一般向けにオープンのものでしたが、分科会は会員限定のものです。もし興味のある方はぜひグリッド協議会にご入会いただき、ぜひ議論に参加してください。そして日本の再生へ向けてみんなで頑張りましょう! January 28 TFlops 祭り今日は調布で「TFlops 祭り」です。マイクロソフトイノベーションセンターに導入された新しいマシンを使って遊んでいます。2.93 GHz の Quad-core プロセッサ Intel Xeon X7350 を4個積んだ Dell PowerEdge R900 が27台、計432コア、5.063 TFlops、864 GB メモリのマシンと、さらに 2.66 GHz の Quad-core プロセッサ Intel Xeon E5430 を2個積んだ Dell PowerEdge R2900 を16台、計128コア、1.361 TFlops、256 GB メモリのマシンも追加して、合計560コア、6.424 TFlops、1.120 TB メモリのすごいマシンが私のおもちゃです。
先週の土曜日の秋葉原のイベントで「OS 調教師」の森さんが 64ビット OS を使うメリットとして「優越感が得られる」と言ってましたが、64 ビット OS で 4GB メモリなんて、小さい小さい、64ビットは当たり前、こっちは桁違いの 1TB メモリです。どうだ!
Windows HPC Server 2008 のベータ版のテストも兼ねているんですが、ベータはやっぱりベータでいろいろバグもあり、Deployment にもいろいろ苦労しているんですが、誰も手伝ってくれないし、、、最近の若者はさぁ、進んで苦労しようとしなからさぁ、、、いいんですけどね。一人祭りでも!こんなマシンをほんとに一人で使える人なんて世界でも限られているんだから! January 27 Cutting-half26日の土曜日はいつも通り私は上級ステップに行きました。今日は今やっているコレオの最終回だったので、最後に通しで Cutting-half をやりました。いつもの順番は
ですが、Cutting-half だと
となり、最初に戻ります。振り付けの順番が変わるのは難しくないですが、前後の向きが逆になり景色が変わるので、できるはずのことができなくなってしまいます。 ステップのあと、いつもは娘の水泳を見ていきますが、今日は秋葉原でイベントがあるので私は先に帰りました。奇数月の最後の週は進級テストで、8m のバタ足を泳ぎきって17級に見事合格したようです。次の16級は 10m クロールです。 秋葉原の街はあちこち Windows Vista 発売一周年記念のイベントをやっているようですが、今回私が頼まれたのはマイクロソフトのシステムビルダーチャネルを担当しているグループが主催するカフェソラーレでのイベントで、Windows Vista の製品担当の「OS 調教師」森さんと一緒のセッションで Windows Home Server の製品紹介をしました。先日 16:9 の画面サイズにするのに苦労したプレゼンは以下の通りです。 「今日のテーマは 64ビットなんだけど、Windows Home Server は32ビットでごめんなさい」というオープニング まずは Windows Home Server の製品のご紹介から その理由はこの絵本に、ということで「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」という絵本を配布しました。50部しか持って行かなかったので、受け取れなかった人はごめんなさい。 Windows Home Server の主要機能を列挙して、 実際の利用環境を絵で簡単に説明しました。 自動バックアップ機能で、データの重複をしないで賢くバックアップしますよ、という話しをし、 インターフェースやサイズが異なるハードディスクも、まとめて一つのバックアップ領域として使えます、というドライブエクステンダーについて解説しました。 ドメインを取得してリモートアクセスできますよ、 もちろん Windows Mobile からも、ということで、先日覚えた Windows Mobile をキャプチャするツールを使ってみました。 Windows Mobile 上の Inetnet Explorer Mobile を起動し、 Windows Home Server にログインすると 共有フォルダのファイルにアクセスできます、とご紹介しました。 続いて今回のテーマである 64ビットに関連する Windows Home Server Power Pack 1の説明と 最後に Windows Home Server 日本語版 RC を使ったデモをしました。日本語版を社外で見せるのはこれが初めてでした。 肝心の Power Pack 1 適用済みの Windows Home Server 日本語版の発売時期ですが、今春を予定しています。これは英語版 Power Pack 1 の RTM と同時です。ただし Power Pack 1 は Windows Update を通してダウンロード提供されるのに対し、Windows Home Server の店頭販売用にはパッケージ作成に若干時間がかかるのでそれより少し遅くなります。英語版、フランス語版、スペイン語版、ドイツ語版、日本語版の Power Pack 1 適用済みの Windows Home Server が同時に出ます。お楽しみに。 January 25 意識の下の Windows Home Server毎週金曜日には娘の幼稚園から Weekly Report が届きます。内容は Subjects ごとに Syllabus Completed in this week が列挙されています。こんな感じです。
ちょっと見にくいかもしれませんが、English Oral, English Written, Rhymes & Prayers, Maths Oral, Maths Written, Cultural Studies, Art & Craft, Moral Value, Story Telling, Show & Tell, Sports/Games & Exercises, Theme Talk, Group Activity, General Knowledge の各 Subject があります。こんなレポートの PDF ファイルが電子メールで届きます。
さて今日は朝から調布でした。マイクロソフトの調布技術センターは調布駅からちょっと歩くんですが、駅から国道20号線の角を曲がった辺りに「日本橋から24キロ」という標識が立っています。我が家は日本橋なので、まさにこの距離が我が家までの距離です。これを見ると「いざ」という時にはこれを歩くんだ、といつも思ってしまいます。というのも以前危うく「いざ」という状況になりそうになったからです。
去年の4月頃、三菱UFJ証券様の Top500 挑戦の準備を調布のサーバールームを借りてしていました。いよいよ翌月曜日からは三菱UFJ証券様のデータセンターのマシンを使ってベンチマークを流すという金曜日の夜、なかなか性能が出なくて徹夜の調査になりました。当時サーバールームはセキュリティのため、通常の社員用 ID カードとは別の IC カードを使っていましたが、私もそのカードを借りてずっとサーバールームに篭って作業をしていました。ずっとサーバールームにいたので、かばんも財布も携帯電話もノート PC も全てサーバールームに置いていました。金曜日の夜中過ぎ、つまり土曜日の深夜にトイレに行き、戻ってくるとサーバールームに入れません。なんとサーバールーム用の IC カードの有効期限が切れたのでした。私はちゃんと週明けまで使えるように申請していたんですが、手違いで期限切れになってしまいました。とは言え週末ですから、朝まで待っていても社員はやってきません。社員証はあるので、技術センターの建物の出入りはできますが、サーバールームには入れません。
さあどうしたものか、オフィスの電話は使えるのでもちろん家族には連絡はできますが、はるばる調布まで迎えに来てくれるかなぁ、と思ったり、ベンチマークの方も全然性能が出ないから月曜日は三菱UFJ証券様にできませんでしたと謝りに行くことになるのかなぁ、と思ったり、鬱々としばらくぼんやりしていると、確か午前2時頃、他のフロアで残業していた社員が偶然通り過ぎ、サーバールームの鍵を開けてくれたのでした。それで荷物を全て持ち出し、朝まではオフィスの方で作業をして、電車に乗って帰ることができました。
家に帰ってからもリモートで調査をしていましたが、依然として性能が出ず、これは駄目かと諦めかけた日曜日の午後、アメリカの本社からリモートで調査していた開発チームの総責任者が、ついに「秘孔」を見つけ、性能がぐんっと出るようになりました。この週末はイースターの週末でまさか外人が働くとは思っていなかったので、この週末は調布の通りすがりの社員にも本社の社員にも助けられ、いつも CEO のスティーブ・バルマーが言っている他の社員を助けろ、という言葉の恩恵を受けたのでした。翌月曜日からのデータセンターでのベンチマークも紆余曲折ありましたが、なんとかぎりぎりでデータが取れ、日本の金融機関で初めて Top500 に載るということになったんですが、本当に今考えてもぎりぎりの作業で、幸運が重なった貴重な経験でした。
ところで我が家の Windows Home Server ですが、最近すっかり忘れていました。でもこれこそ Windows Home Server の魅力です。忘れててもいいんです。ちゃんと毎晩バックアップを取ってくれています。存在していることを忘れてしまう、でもちゃんと仕事をしている、これこそそこらの NAS にはない Windows Home Server の大きな特徴です。でも忘れててバックアップがちゃんと取れてなかったらどうするんだ、と思われるかもしれませんが、それは大丈夫です。Windows Home Server は標準でタスクバーにアイコンを出すようになっています。この色が緑であれば彼は働いています。もし何かあったときは色が変わったり、バルーンのメッセージが出ますからすぐに気づきます。
なので、必要のないときは意識の下に沈めてしまってもいいんです。それが Windows Home Server です。
January 24 16:9 のパワポ今日はまだ会社です。週末のイベントの準備とか、来週もまた大きなイベントがあるのでその準備と、調布でのベンチマークも続いていて並列処理をしています。今日は週末のイベントのプレゼン資料を「OS調教師」の森さんと相談しながら作っていたのですが、PowerPointを表示するモニタが60インチの液晶で 16:9 のサイズなので、それに合わせて PowerPoint を作り直せと言われました。「えぇ、それってどうやるの?」と聞いたら森さんは「知らないの???」とそれでもマイクロソフト社員かよみたいな怪訝な顔をされてしまいました。
みなさんはご存知かもしれませんけど、あえて恥を忍んで書いておくと、まず PowerPoint 2007 を起動し「デザイン」のタブを選び、一番左端の「ページ設定」で「スライドのサイズ指定」で「画面に合わせる(16:9)」を選ぶとできます。もっとも、既存のプレゼン資料を単純に変換すると、下が切れてしまいますし、左右の余白もかなり大きくなるので、ほとんど全ページ手を入れる必要があります。今回は半分くらい新作ですが、結構時間がかかりました。
今日は他にも Windows Mobile の画面を取り込む技も教わりました(これは Windows Mobile チームの人から)。残念ながらこれは社内ツールを使うので紹介できませんが、簡単に取り込めて驚きました。週末のプレゼンではこの Windows Mobile をキャプチャした画面を使っています。
結局家に帰ったのは午前零時を過ぎましたが、帰ってからやることがいろいろあります。まずはお風呂にはいりますけど、その後は洗濯物を干します。我が家では洗濯は夜やって、浴室の乾燥機を使って乾かします。平日の夜は私が洗濯物を干す係りです。翌朝たたむのは妻です。週末はこれが反対になります。それから食器洗い機から食器を片付けます。夕食で使った食器を食洗機で洗って乾燥してあるので片付けるのですが、これは係りが決まっている訳ではないですけど、妻がやったためしがないのと、朝ごはんは私が作るので、食洗機に食器が入っていると朝ごはんの片付けができなくて面倒なので寝る前に片付けます。
その後は娘のレポート類を見ます。まずは幼稚園の日誌で先生からのコメントをチェックします。必ずしも毎日コメントはないですけど「最近ちょっと lazy だとか」、「今日はよく勉強した」とか簡単なコメントが書かれています。もちろん英語でです。それから宿題のチェックをします。娘の通っているインド人の幼稚園では毎日宿題が出ます。まだ幼稚園の年少組ですが、容赦ないです。宿題は主にアルファベットと数字の書き取りです。アルファベットは大文字、小文字が終わり、最近筆記体になりました。数字のほうはまだ2桁ですが、毎日数字をたくさん書いています。宿題は最低30分はかかります。インド人の子供たちは幼稚園から帰ってから宿題をやり、その後、公文などの塾に行ったりして勉強している子が多いようです。インド人の親たちはとにかく勉強させます。通学の電車の中でもいつもクイズとかなぞなぞを出して考えさせてます。日本の子供たちはこんなに勉強はしてないですよね。危ういです。
それから今度はベビーシッターのレポートを見ます。ベビーシッターは幼稚園から保育園まで小一時間かけて送ってくれますが、その間のレポートです。今日は誰と一緒に帰ったとか、電車の中で折り紙をしたとか、毎日いろいろ書かれています。最後は保育園の日誌で、今日は誰と何をして遊んだとか、昼寝を何分したとか、おやつをお代わりしたとか、細かく書かれています。
その後朝日と日経の夕刊を読んで、ネットサーフィンをして、気づくとUSが起きる時間になるので、ここで寝ないとメールがまた山ほど来るので、今日はここまで。 January 23 あれから一年あれから一年経とうとしています。何だかずっと昔のことのような気がします。その時、私は秋葉原のヨドバシカメラの前にいました。午前0時前の寒い夜でしたが熱気につつまれていたのを覚えています。
そうです。Windows Vista 発売からもうすぐ一年です。これを記念して 26日(土)に秋葉原でイベントをやります。「64ビット時代到来!! Windows Vista 発売一周年記念特別イベント」と題して秋葉原カフェソラーレで行います。テーマは 64 ビットです。もちろん Windows Home Server も登場します。Windows Home Server は 32 ビットじゃないか、と思われるかもしれませんが、先ごろ発表した Power Pack 1 ではクライアントの OS として Windows Vista 64 ビットをサポートしています。当日は「OS調教師」こと Windows Vista 担当の森さんと一緒に Windows Home Server Power Pack 1 のご紹介をします。もちろん日本語の製品候補版 (RC, Release Candidate) もお見せします。
他にも「アキバのアニキ」こと日本 AMD の土居憲太郎さんや「改造バカ」ことライターの高橋敏也さんの講演、スタンプラリーなどイベントが盛りだくさんですので、是非週末は秋葉原にお越しください。Windows Home Server の記念品も差し上げます! January 22 製品担当のお仕事マーケティングにもいろいろな仕事がありますが、私の場合は製品のマーケティングで、個別の製品を担当しています。なので Product Manager(PM)と呼ばれます。製品担当の仕事は何かと聞かれると、その他全部、と答える人が多いです。プログラムのコードを書く訳ではないので、製品の中身は開発チームが責任を持ちますが、それ以外は全て PM の責任ということです。たとえば製品の入っている DVD の表面のデザインや書かれる文字(これはアートワークと呼ばれます)に誤字脱字があれば PM の責任ですし、メディアの入っているパッケージ、カタログやウェブサイト、製品の発表会にプロモーションのイベント、製品紹介用のプレゼンテーション、製品を営業さんやパートナーさんに売ってもらうための販売ガイド、社内、社外向けの製品トレーニング、などなど、その製品の営業とかその製品のエンジニアリングサポートなど、明確な役割が決まっているもの以外、その製品に関わるものは全て PM が担当することになります。マイクロソフトでは担当製品の売り上げも責任の範疇です。
その数ある PM の仕事の中で大きなものの一つは製品の紹介です。製品の紹介は時間の許す限り対応しますが、必ずしも全て網羅はできないので営業の方やパートナーの方がお客様に簡単に製品紹介ができるように各種プレゼンテーション資料を用意します。20分程度の製品の概要説明から、1時間程度でより深く技術的にも掘り下げた内容のもの、またエグゼクティブ向けの10分程度で製品のメリット、特にコストなどを簡潔に紹介するもの、さらにエレベータピッチと呼ばれる短いものもあります。エレベータピッチの由来は良く知りませんが、聞くところでは、シリコンバレーで新しく企業を立ち上げようとしている人が偶然ベンチャーキャピタリスト(投資家)とエレベータで一緒になった時に、エレベータが目的の階に着くまでの数十秒の間にその会社の良さをアピールするところから来たそうで、もちろんエレベータの中で PC を取り出していては間に合いませんから、言葉だけで簡潔に製品の魅力を伝えるものです。このように様々なプレゼン資料を用意し社内のポータルサイトなどに公開して営業さんなどに使ってもらいます。
もちろん自分で対応できるときはできるだけ対応します。今日はパートナー担当からあるパートナー様向けのトレーニングで製品紹介の依頼を受けたので、久しぶりに赤坂オフィスに行ってきました。今日の私の持ち時間は30分で、注文はまず 15分で Windows Server 2008 の製品紹介、5分で Windows Compute Cluster Server 2003 製品紹介、5分で Windows Home Server 製品紹介、そして残り5分が質疑応答といもので、その注文通りにやってきました。プレゼンの時間は長いときほど気楽です。1時間で喋れと言われれば知っていることを一通り喋ればいいですが、5分と言われると逆に準備には時間がかかります。聞いて頂く方の情報をできるだけ事前に入手して適切なプレゼンになるように資料を取捨選択することになります。
今日はプレゼン時間は短かったですが、週末からの風邪がまだ治らず、咳がひどいので同僚にうつしてもいけませんから早々に帰ることにしました。どうやったら風邪が早く治るものか、早く家に帰って薬を飲んで寝るか、あるいは神頼みか、とつらつら考えたところ、はたと当月新橋演舞場では成田山開基1070年記念の新春花形歌舞伎講演が行われ、成田山新勝寺の不動明王のご本尊が演舞場に来ていることを思い出し、これは風邪平癒祈願にうってつけとばかり演舞場に駆けつけることにしました。演目は「雷神不動北山櫻」、主演は市川海老蔵で、海老蔵が五役早替わり宙乗りならぬ空中浮遊をするという奮闘講演です。
幕開きは海老蔵本人の口上で、ストーリーの解説と自身が演じる五役の説明を行いました。この趣向はまさに猿之助の「伊達の十役」と同じです。普段上演されない発端の場から二幕目はおなじみの「毛抜」で、これは歌舞伎十八番の一つですが、荒事の要素と同時に愛嬌がいるので海老蔵にできるかなぁと心配でしたが、ここはお父さんの団十郎そっくりでいいできでした。三幕目は「鳴神」で、最後は「不動」です。「不動」ではラスベガスのショーを参考にしたというワイヤの見えない空中浮遊を行い、喝采を浴びていました。
今回の公演を見て驚いたのは、この芝居は猿之助歌舞伎にそっくりだったことで、まさか海老蔵が猿之助の後継者になろうとは夢にも思いませんでした。世の中は何が起きるか本当に分からないものですねぇ。
初代市川団十郎は成田山新勝寺で修行を積み、不動明王の姿から江戸歌舞伎の特徴となる多くの芸、特にニラミの芸を思いつき、それゆえに屋号が成田屋なのですが、江戸時代には団十郎ににらまれると風邪をひかないと信じられていました。今回はその市川家の流れを汲む海老蔵が、不動明王を演じるというまさに睨まれたら風邪が治るはずでしたが、ちょっと後ろの席だったせいか、風邪はよくなりませんでした
January 21 深くお詫び申し上げます毎朝、娘をインド人幼稚園に送って行くのに都営新宿線を利用していますが、ほぼ毎日電車が遅れます。理由は「京王線内での遅れ」のためで、その都度駅員さんは「深くお詫び」してくれます。ほぼ毎日「深くお詫び」してはいるものの、一向に反省する気配はありませんな
さて今日はその京王線に乗って調布まで行きました。調布にはマイクロソフト技術センターがあります。ここで日本向けの各種開発などが行われています。またマイクロソフトイノベーションセンターという設備もあります。ここには最新の数100台のクライアントPC、サーバーや大型ストレージがあり、普段このような大規模なシステムを使う機会のあまりないソフト開発ベンダーやハード開発ベンダー、大学、ベンチャー企業の方に使って頂き、新しいアイディアを製品化するお手伝いをしています。調布の技術センター内にはマイクロソフトの社員専用のスターバックスもあります。サービスは普通のお店と変わりませんが、値段は少し安いです。
このマイクロソフトイノベーションセンターに先週導入されたばかりの新しいシステムを借りて、Windows HPC Server 2008 のベータ版のテストをこれから2週間ほどで行います。 新しく導入されたのはデル社製のサーバー PowerEdge R900 です。プロセッサはインテル社製 Quad-core プロセッサ Xeon X7350 2.93GHz(Tigerton)が4基で、メモリは 32GB です。この1台で16コアもあり、理論ピーク性能は 2.93 GHz x 4fp/clock x 4 processors x 4 cores = 187.52 GFlops です。そしてこのマシンが27台あります。トータル性能は 5.06TFlops、つまり一秒間に五兆回も計算できるシステムです。これがこれから2週間は私のおもちゃです
今日はまず単体での性能評価を行い、今後並列での性能を見ていきます。今日は27台のうち、2台しか電源を入れなかったせいか電磁波パワーが弱く、風邪はちっとよくなりませんでした。やっぱりサーバールームは寒いですね。 January 20 幼稚園と保育園とベビーシッター私の娘はインド人の幼稚園に通っています。ご存知のように幼稚園という所は行ったと思ったらすぐ帰る時間になります。インド人の幼稚園もこれは同じで、昼過ぎには終わってしまいます。なので幼稚園の後はうちの近くの保育園に夕方まで預けています。所謂二重保育です。幼稚園は江戸川区で、保育園は中央区なのでその間の送迎はベビーシッターさんにお願いしています。ベビーシッターさんには幼稚園が終わる時間に幼稚園に行って娘をピックアップし、電車に乗って保育園まで送ってもらいます。毎日同じ人ならいいんですが、二、三人のシッターさんが交代で、しかもスポットで一日だけという人もいるので、私も妻も会ったことのない人に娘を預けるのは心配ですし、時に頼りないシッターさんもいるのですが、その分娘がしっかりしてシッターさんを保育園まで連れて行っています。
いまお願いしているシッターさんは一回一時間で2,500円です。それに交通費の実費がかかるので、一回当たり3,500円くらいかかります。月20回利用すると結構な出費です。マイクロソフトではベビーシッター代を多少補助してくれるのですが、幼稚園代と保育園代もあるのでなかなか大変です。保育園もおやつの時間くらいから夕方までなのですが、そういう時間帯の料金体系はないので、朝から8時間預けているのと同じ値段です。お昼ごはん代も取られていますが、仕方ないです。
今日はその保育園のお友達のお誕生日会にお呼ばれしたので、妻と娘は出かけていました。私はちょっと風邪気味なのでずっと家にいて、明日からのベンチマークのプランを考えていました。明日から使うマシンは新しいシステムで、Quad-core のプロセッサが4個入ったマシンを数十台繋げたかなりの規模のものです。まず明日は1ノード16コアでどれくらい性能が出るかをいろいろ試し、その後大きくしていこうと思っていますが、風邪気味なので寒いサーバールームでの作業はちょっと心配でもあります。もっとも、私は元々ハードウェアの研究開発をしていたので、サーバールームで電磁波をたくさん浴びると元気になる気がします。電磁波パワーで風邪が治るといいんですが。 January 19 ハードディスクの交換今朝妻がパリから帰ってきました。早朝成田に着いて、すぐバスに乗って帰ってきたので、まだ私と娘は寝ていました。前にも書いた通り、私は妻がいなくてもぜんぜん困りませんが、一つ困ったことと言えば、娘の髪の毛をうまく結えないことです。ピンで留めてやっていたのですが、すぐ取れてしまって髪が目にかかるので気になっていました。これはちょっと練習しないといけませんね。
土曜日はいつも通り上級ステップに行ってきました。娘はちょっと風邪気味で寒いと言ってプールは休みました。
今日は我が家の Windows Home Server が活躍しました。私の使っている PC には 250GB のディスクが入っていますが、娘の写真やビデオでほぼいっぱいになり、また異音を発するようになったので交換しないとと思っていました。そこで以前買って使っていなかった 300GB のディスクに交換してみました。
まず 250GB のディスクを抜き、まっさらの 300GB のディスクを入れます。そして Windows Home Server RestoreCD を CD ドライブに入れて PC を CD から起動します。するとディスクをリストアするためのウィザードが起動します。まずタイムゾーンやキーボードの言語の選択、ネットワークとストレージデバイスの確認があり、ネットワークから Windows Home Server を発見すると Windows Home Server のパスワードの入力と、クライアント PC 名の確認、そしてリストアするイメージの選択と続きます。この後はイメージのリストアです。リストアには時間がかかります。これは Windows Home Server が遅いのではなく、ネットワークの転送速度の制約です。もしネットワークが 100Mbps の場合、250GB のデータを転送するのにかかる時間はネットワークの理論ピーク性能が出たとしても6時間くらいはかかります。実際にはそこまで転送性能は出ないので、8 ~10時間くらいはかかってしまうかもしれません。我が家のルーターはギガビットですが、それでも1時間半くらいかかりました。Windows Home Server の要件は 100Mbps のネットワークですが、この規模のリストアを行うことを考えるとギガビットのブロードバンドルーターというのも検討すべきかもしれません。もちろん10時間程度であれば、寝ている間とはいかなくても、出かけている間には終わると思いますので、まだ許容範囲かもしれません。
リストアが終わるとディスクチェックが行われ、その後、普通に Windows Vista が起動してきます。起動後は新しいハードディスクのデバイスドライバを自動でインストールし、再起動する必要がありますが、再起動後はハードディスクを交換する前と全く同じ状態で、しかもハードディスクの空き容量だけ増えています。今回は 250GB から 300GB への地味な増量ですが、異音を発し始めたディスクを予防的に交換できたので、良かったと思います。Windows Home Server の OS 込みのバックアップ機能は障害発生時以外にもこのように使っていただくといいと思います。 January 18 SOHO 向けソリューション今日も朝から東工大でのイベントでした。今日は少し時間があったので、同じく展示をしていたエクセルソフトのYさんに新しいインテルプロセッサ用の最適化オプションを教えてもらいました。実は来週はちょっと大きなベンチマークをするので、Yさんのアドバイスは大変参考になりました。
さて妻はまだパリにいます。昨日は大きなファイルを妻に送る必要がありました。数十MBのファイルですが、従来なら宅ふぁいる便などを利用することになったと思います。しかしこれは Windows Home Server で代替できます。Windows Home Server の Shared Folder にファイルをコピーし、パリから我が家の Home Server にアクセスすれば大きなファイルでも簡単にダウンロードできます。ゲスト用に一時的なアカウントを作っておけば家族以外ともファイルを交換することができます。こんな使い方も Windows Home Server なら可能です。
こういう使い方は個人よりビジネスで用途があるかもしれません。以前にも書きましたが、Windows Home Server は Windows Small Business Server 2003 をベースにしているので、元々は中小企業向きのソリューションでもあります。クライアントPCの数は10台までなので、10人以下の SOHO などでの利用に最適だと思います。SOHO ではおそらく専任の IT エンジニアなどはいないでしょうから、バックアップサーバー、プリントサーバー、共有ファイルサーバー、リモートアクセス、顧客との大きなファイルのやり取りなどなど、All-in-one でしかも Automatic な Windows Home Server は大きな魅力になるのではと思います。
Windows Home Server の SOHO でのビジネス向けの利用については、今後ご紹介していけると思います。 Stay at Home Servers17日は東工大で開催中の2008年ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム(HPCS2008) で企業展示をしていました。展示はずっと立ちっぱなしなので疲れます。とは言え、Windows HPC Server 2008 に対する期待の大きさを感じることができ、また現在の Windows Compute Cluster Server 2003 への課題もいろいろ伺うことができ大変有意義でした。展示中には「営業」もしていました。今年6月につくばで行われる SACSIS 2008 では企画展示委員長をやっているので、企業展示をしてくれる会社を誘致しないといけません。組織委員長の産総研の関口先生からはマイクロソフト並みの高いゴールが与えられていて、たくさんの企業に展示してもらう必要があります。まずは今回展示している企業が第一候補なのでお誘いしました。みなさん概ね前向きな回答を頂き、一安心です。
さて、昨日に続きビデオのご紹介をしたいと思います。今度は Windows Home Server のビデオです。Stay At Home Servers というサイトをご存知でしょうか。ここにはちょっとふざけた Windows Home Server のプロモーションビデオが3本アップロードされています。とてもアメリカンなので、分かりにくいところもありますが、軽い気持ちで見てください。これは本社の Windows Home Server マーケティングが作ったサイトです。 January 16 インド人幼稚園冬休みが終わり、15日から娘の幼稚園が始まりました。娘が行っているのは江戸川区にあるインド人のインターナショナルスクールです。インド人のための学校なので9割方の生徒はインド人ですが、日本人や韓国人、アメリカ人なども合わせて一割ぐらいいます。インド人も元々日本に住んでいる人というより、仕事で日本に赴任して来た人の子供が多いようです。なので親の大半は IT 系です。この学校は幼稚園から中学生くらいまでが対象ですが、日本に赴任してくる人は比較的若い人が多いので、幼稚園児が一番多いです。娘はこの幼稚園にちょうど1年前から通っています。
インド人の幼稚園に入れたのは私の趣味なので、我が家ではこの幼稚園に関わることは基本的に私の担当と決まっています。毎朝のお弁当作りや幼稚園まで連れて行くのは、妻が出張中の今週に限らず、私の役割です。家から40分ほどの幼稚園へ毎朝娘を送っていって、それから私は会社に行きます。幼稚園は9時からなので、それに合わせて行くと、会社に着くのは早くても 9時45分くらいになります。9時からの会議には出られませんが、マイクロソフトではこういう家庭優先は理解されています(と信じています
もちろん、10時近くに会社にのこのこ出社して、それからさあ仕事というのではいまどきの仕事のスピードには追いつけませんから、Windows Mobile の端末を使ってメールやスケジュールのチェックはいつもしています。Exchange Server の Active Sync を使えば、会社の Outlook と Windows Mobile は同期できますので、いつでもどこでも最新のメールやスケジュールを見ることができます。現在マイクロソフトではほぼ全社員が Windows Mobile を使っていると思います。私は Willcom の Advanced W-ZERO3 [es] を使っています。この Windows Mobile 端末からも Windows Home Server にアクセスできます。
Windows Mobile 端末には Internet Explorer や Opera などのブラウザが入っているので、Windows Home Server にログインすることができます。Windows Mobile から Shared Folder にアクセスして、データのアップロードやダウンロードができます。Windows Mobile で撮った写真を Windows Home Server にアップロードして公開したり、あるいは仕事に必要なファイルをダウンロードしたり、ということが可能になります。1月11日のブログに書いたようにリモートデスクトップを利用するには Active X プラグインが必要なので(注)、Windows Mobile 上のブラウザからはリモートデスクトップ接続は利用できませんが、 Windows Mobile を使った Windows Home Server の面白い使い方を思いついたらまた書きたいと思います。
(注)Windows Mobile に入っている Internet Explorer は Active X プラグインには対応していますが、Windows Mobile 用のリモートデスクトップ接続のプラグインがないので、この機能は使えません。もっとも携帯端末からリモートデスクトップ接続というのは現実的ではないと思いますが。 January 14 温泉朝食をレストランで食べてから部屋に戻ってチェックアウトまで娘は幼稚園の宿題をしました。幼稚園は明日からなので今日中にやらないといけないのですが、チェックアウトまでには全部できませんでした。私は隣の席で読書をしていました。
チェックアウト後、家には戻らず二子玉川の温泉「山河の湯」に行きました。ここは子供の遊戯施設があるので、そこで遊んでから温泉に入りました。いつもはピアレッテで思う存分遊んでから温泉に行くんですが、今日はあまりに混んでいたので、娘の方から早々に「温泉に行こう」と言い出して、温泉に行きました。温泉では初めて水着を着て入る露天風呂に行きました。「水着着てはいるの?」と怪訝な顔をしていましたが、寒いのに温かい不思議な感覚に満足のようでした。
妻は無事パリのホテルに着いたようですが、家族が離れ離れになったこんな時こそ Windows Home Server の出番です。私は家に帰ると羽田のホテルの写真を我が家の Home Server に保存してパリの妻からも見えるようにしました。妻もパリから我が家の Home Server にアクセスして、パリで撮った写真をアップロードしています。まさに「新しい家族の絆」として Windows Home Server が役に立っています。 January 13 飛行機ホテル今日からパリへ一週間出張する妻を見送りに東京シティエアーターミナルへ行った帰りに T-CAT 内のマクドナルドで初めてマックグリドルなる朝ごはんを食べました。これは変わった食べものですねぇ。
紋切り型のテレビドラマだと、奥さんが実家に帰ったりすると子供の世話やら家事やらで旦那はてんてこ舞い、家中ごみの山、みたいなのがよく描かれますが、我が家はそんなことは全くありません。むしろ妻がいない間にどんどん家はきれいになっていきます。私は片付け魔、というか捨て魔なので、妻がいない時は思う存分捨てられて、家が片付いていきます。世の中には整理本が氾濫しているのでよっぽどみんな物が捨てられないんだと思いますが、私の場合は捨て過ぎるくらいで、たまに後悔しますが、迷った時はだいたい捨てます。物だけじゃなくて、メールとかファイルもどんどん消します。大抵誰かが残しているので、メールやファイルを消してしまって致命的になることはないです。
出張とは言え、妻だけパリというのは悔しいので、今日は娘と二人で羽田空港のホテルに泊まりに行きました。このホテルは全日空のターミナルに面していて、飛行機が間近に見えて迫力があります。滑走路から次から次へと飛んでいく飛行機を眺めているだけでも飽きません。それでいてほとんど騒音がしない快適なホテルです。以前にも一度このホテルには泊まったことがあるのですが、今回は新しい趣向として、部屋に本物のファーストクラスの座席のある部屋にしてみました。こんな部屋です。全日空の国際際で以前使っていたファーストクラスのシートだそうです。娘は大はしゃぎでこの部屋が気に入った様子で、ずっとファーストクラスの座席に座っています。娘の幼稚園はまだ冬休みですが、まだ宿題が終わっていないのでやらせると、いつもよりはるかに集中してやっていました。まだまだ宿題は終わりませんが、だいぶ進みました。食事もこの座席で食べました。私の食事も機内食風というルームサービスで食べました。こちらも少しは旅気分になりました。 January 12 自動バックアップ今日はいつも通り上級ステップと子供のスイミングで、その後、妻の携帯電話を買いに行きました。妻は明日から海外出張なので海外でも使える携帯を買いました。夕食はココイチのカレーでした。
さて Windows Home Server の機能の中で、私はリモートアクセスがお気に入りですが、一般に最も受けがいいのが自動バックアップ機能です。バックアップの自動化は Windows Home Server 開発当初からの目標であり、主要機能でありました。Windows Home Server の設定を終えたクライアント PC は、自動的にバックアップの対象になります。クライアント PC に複数のディスクがある場合など、バックアップするディスクやファイルを選択することもできます。バックアップは夜中に自動的に行われます。もしクライアント PC が Sleep 状態だったら自動的に起こして、バックアップを取り、また寝かせます。なので、何も気にせず、クライアント PC のバックアップを行うことができるのです。
ここで Windows Home Server の大きな特徴は、OS も含めてバックアップを取っているということです。個別のファイルを誤って消してしまった場合に、そのファイルを復元するだけではなく、もしハードディスクが壊れて OS が起動しなくなった時も Windows Home Server は OSから復元してくれます。この作業は新しいハードディスクと取り替えて、Windows Home Server に付属の Restore CD をクライアント PC に入れて CD ブートするだけで行えます。データのバックアップを NAS などに取っていることはあるかと思いますが、OS やアプリケーションも含めて自動バックが行えるというのは NAS にはない大きなメリットです。OS のインストールは一仕事ですし、さらに使っていたアプリケーションを復元するとなるとこれは大変です。Windows Home Server でバックアップを取っておけば、万一ハードディスクが壊れた場合でも、昨夜の状態に、OS、アプリを含めて復元することができるという大きな安心が得られます。しかも普段それを全く気にすることなく、です。
もちろん、この機能はハードディスクが壊れた場合だけに役立つものではありません。たとえば、私が普段使っている PC には 300GB のハードディスクが入っていますが、娘の写真やビデオなどでもうほぼ満杯になっています。これをたとえば 500GB のディスクに交換したいとすると、どうしたらいいでしょうか?Windows Home Server があれば、古いディスクを抜いて、新しいディスクを入れ、Restore CD から CD ブートするたけで、ハードディスクの交換ができます。こんなことは他の NAS を使っていては難しいでしょう。 January 11 リモートアクセスと Internet Explorer私の家の近くにはランボルギーニの整備工場があります。いつも駅までの行き帰りについ覗いてしまいます。今日も覗いてみると一台止まっていました。整備工場なので派手にぶつかったような状態の時もありますが、今日は「切られ与三郎」みたいに三十余箇所に傷を受け、って感じであちこちに小さい傷があるようでした。こんな風に擦ったりはできないからいたずらされたのかもしれませんね。かわいそうに。私は所謂スーパーカーブームの世代ですから、どちらかと言えばフェラーリよりランボルギーニが好きですね。
今年の New Year Resolution の一つとして平日にもスポーツクラブに行く、という誓いを立てたので、今日は早めに帰ってセントラルに行きました。まず軽く中級ステップでくるくる回り、その後5年ぶりくらいのコンビネーションエアロに出ました。これももう一つの Resolution で、今年はステップだけではなく、エアロもやる、という誓いです。久しぶりのエアロで、しかもハイエンドのコンビネーションエアロだったので、地蔵になりそうでしたが、なんとかごまかしながらやりました。昔ハワイに住んでいた頃、Sam Choy's というレストランによく行きました。そのシェフの書いた本のタイトルに確か「痩せたシェフは信じるな」みたいなのがありました。私の場合は「太ったイントラは信じるな」で、かなり細めのイントラでないと、クラスに出る気がしないんですが、コンビネーションエアロのイントラは結構いい感じでした
さてさて前置きはこれくらいにして、私は Windows Home Server の機能の中でリモートアクセスが妙に気に入っているんですけど、このリモートアクセスでフル機能を活用するためには Internet Explorer を使わないといけないことに今日気づきました。Internet Explorer から Windows Home Server にアクセスすると、"Home"、"Computers"、"Shared Folders" という3つのタブが見えます。しかし他のブラウザ、たとえば Firefox などからアクセスすると "Computers" のタブは見えません。"Computers" のタブはクライアント PC へリモートデスクトップ接続をするための入り口です。Windows Home Server ではクライアント PC へのリモートデスクトップ接続をブラウザ内で行うので、そのために ActiveX プラグインを使っています。このため、ActiveX が使えない他のブラウザでは "Computers" のタブが表示されません。
1月8日のエントリで Windows Home Server を特集している雑誌を列挙しましたが、その中にある DOS/V magazine の2008年2月号の特集では Firefox からリモートアクセスしているので、"Computers" のタブが表示されていません。他の雑誌では Internet Explorer を使っているので "Computers" が表示されています。
ですので、Windows Home Server の機能をフルに活用するためには是非 Internet Explorer をご利用ください。どうしても Internet Explorer は使いたくない、という方のための回避策も気づいたんですけど、まだ確認していないのでまた後日機会があったら書きたいと思います。
January 09 Power Pack 1 と日本語版について今朝は出社前に医者に行って、花粉症の薬をもらってきました。私が花粉症になったは高校生の頃なので、もう20年以上の付き合いです。最初の頃は薬もなかったし、薬が出回り始めてからも最初は喉がからからになったり眠くなったり大変でしたが、最近の薬は少量でよく利くのでだいぶ楽になりました。でも春は外出はあまりしたくはないです。私の場合、花粉が飛び始めるとまずは顔の皮膚が最初に反応します。かぶれたりすると言う訳ではないですが、何か変な感じがするのです。花粉センサーがあるんだと思います。まだ全く花粉の気配は感じませんが、早めに飲み始めると効果的というのでいまから飲み始めることにしました。この「効果的」っていう言葉は怪しいですけどね。薬屋さんのマーケティングメッセージかもしれないし
さて Windows Home Server Power Pack 1 についてです。この Power Pack 1 は Windows Home Server にとって最初のマイナーアップデートなのですが、まずはこの見慣れない Power Pack という言葉は何なのか、Service Pack とは何が違うのか、ということから説明したいと思います。よく使われる Service Pack はバグ修正の集積と既存機能の強化が含まれているもので、新機能の追加はありません。今回の Windows Home Server Power Pack 1 の場合は、主にバグ修正と既存機能の強化なので SP1 相当なのですが、新機能の追加もたくさん行われているので、SP1 という名称では不適当であるので Power Pack 1 という名称になりました。Power Pack という言葉はこれまであまり使われていませんが、過去には Xbox や Visual Studio などで使われたことがあるようです。
追加された新機能はたくさんあるのでこれから少しずつご紹介していきたいと思います。大きなものとしてはクライアント OS として Windows Vista x64 をサポートしたことがあります。これまで Windows Home Server を買って頂いている方の多くが Windows Vista Ultimate x64 をお使い頂いていると思いますので、これでぐっと利用範囲が広がるでしょう。
この Power Pack 1 は Windows Update を通じて提供されます。提供時期については確定次第このブログでお知らせします。
次に日本語版ですが、これは Power Pack 1 適用済みの日本語 Windows Home Server が出るということです。マルチリンガルパックのような形で英語版の Windows Home Server が日本語になるという訳ではありません。英語版とは別の製品として「Windows Home Server 日本語版 Power Pack 1 適用済み」というものが発売されるということです。ですので英語版の Windows Home Server をご利用中の方で、日本語版を希望される方は再度この日本語版をご購入してい頂く必要があります。販売形態は英語版の時と同じで、プレインストールモデルをご購入頂くか、所謂 DSP 版でパーツと一緒に買って頂くかのいずれかになります。既に英語版をご購入頂き、今回また日本語版を買って頂く方には何らかのインセンティブを提供しようと思っています。これは現在検討中です。(ほんの少しだけ)期待してください。
日本語版の発売開始時期についても確定次第お知らせします。 |
|
|